カードローンの金利に年収は関係する？低金利で借りるポイントを紹介

カードローンをお得に利用しようと思ったら、金利のチェックがポイントですよね。金利の低い所で借りれば借りるほど、借入額にかかる利息は減ります。

できれば無利息で…と望む方もいますよね。だけど期間限定の無利息サービスはあっても、ずっと無利息ということはあり得ません。

そこで長期間お得にカードローンを利用しようと思ったら、金利の低い所を選ぶ必要があるのです。

ここでは、金利と利用限度額の関係、利用限度額と年収の関係、年収と金利の関係を紹介していきますよ。低収入だから高い金利も仕方ないと思っている方、あきらめずに参考にしてみて下さいね。

知っておきたい！カードローンの金利と利用限度額の関係

カードローンには金利が決められています。金利は各金融機関のホームページに表示されていますので、気になる金融機関があればチェックしましょう。

金融機関	金利	利用限度額
都市銀行	年1.8％～14.6％	500万円以下
地方銀行	年4.0％～14.5％	500万円以下
ネット銀行	年3.8％～13.8％	800万円まで
大手消費者金融	年3.0％～18.0％	800万円まで
中小消費者金融	年7.3％～20.0％	200万円まで
信販会社	年.5％～18.0％	500万円まで

例を挙げると上記のようになりますが、全ての金融機関が上記のようになっているわけではありませんので、借入先を決めたら自分で調べてみましょう。

上記を見るとカードローンの金利は利用限度額というよりは、借入先によって金利に差が出ていますね。

また金利は、年1.8％～14.6％というように金利に幅があります。どちらの金利を参考に見れば良いのか、ポイントを見ていきましょう。

カードローンの金利は利用限度額で決まる！金利チェックの方法

既に紹介しましたが、ホームページ等で金融機関の金利をチェックすると年1.8％～14.6％というように金利に幅があります。どちらを見れば良いのかと言えば、金利の詳細を見る必要がありますよ。

利用限度額	金利
500万円以下400万円超	年1.8％～6.1％
400万円以下300万円超	年6.1％～7.6％
300万円以下200万円超	年7.6％～10.6％
200万円以下100万円超	年10.6％～13.6％
100万円以下10万円以上	年13.6％～14.6％

上記は、先ほど紹介した都市銀行のカードローンの金利となりますが、利用限度額で金利が細かく決められていることが分かりますね。

もちろん利用限度額に関わらず審査によって金利が決定するところもありますので、一概には言えませんが、利用限度額が高額になればなるほど、金利は低くなっているのです。

けれど、誰もが高額な利用限度額が設定できるわけではありません。利用限度額には年収が関わってくるのです。

カードローンの利用限度額は年収次第！年収300万円の限度額は？

繰り返しになりますが、カードローンの金利を低くしようと思って、なるべく高額の利用限度額を希望しようと思ったら年収が関係してきます。

年収300万円の限度額

たとえば年収300万円の方の利用限度額は、100万円までとなります。1社につき100万円までではなく、他社からの借入れも含めて100万円までとなりますよ。

利用限度額が100万円の場合は、先程の都市銀行の金利で照らし合わせて見てみると、金利は年13.6％～14.6％となります。

その他の金融機関でも100万円の利用限度額にかかる金利は、カードローン商品の最高金利となっているところが多いため、年収300万円の場合はそれぞれの商品の最高金利を見ることになりますね。

そこで最初に紹介した金利の表を参考にすると、年収300万円で低金利で借入れをしたいと思った時には、最高金利が一番低いネット銀行を利用するのが低金利で利用するポイントとなりますよ。

低金利で借りるには年収が関係する

ここまで見てきて分かるように、低金利でお金を借りようと思ったら、高額な利用限度額で申込む必要があります。

けれど年収に対して高額すぎる申し込みでは、審査に通ることがありませんので年収に対して妥当な金額で申込む必要があります。

具体的に言えば、年収の1/3程度となります。消費者金融では総量規制がありますので、年収の1/3を超える申込みはできませんよ。

つまり上記のように低金利で借入をしようと思ったら、年収次第となるのです。

年収が高ければ高額の利用限度額となり、利用限度額が高ければ金利は低いとなります。しかし年収は、高くしたいからと言って高くできる物ではありませんよね。

繰り返しにもなりますが、アルバイトやパートの方でも低金利で借りたいと思ったら、銀行カードローン等の商品自体の金利が低いものを選ぶことがポイントになりますよ。

属性や信用情報も重要

金利を決める時には、年収だけではなく属性や信用情報も重要になります。

• 安定継続した収入があるのか
• 勤続年数が長く、すぐに退職する心配はないか
• 雇用形態は正社員が安心
• 居住年数が長く、転居の可能性は少ないか
• 信用情報に延滞記録等の事故情報はないか
• 他社から高額借入れをしていないか

上記の内容も低金利で借りるポイントになりますよ。

先程のネット銀行で100万円以下の借入れの場合の金利は、年13.6％～14.6％となっていましたが、上記の内容でプラス評価となった場合には、金利年13.6％となる可能性もあるのです。

また長期間の利用で金融機関と信用関係を結ぶことができると、初回申込み時は借入額50万円、金利年14.6％だったのが、借入額100万円、金利年13.6％へとステップアップすることもありますよ。

ちょっとくらいなら大丈夫？カードローン審査で嘘の年収

カードローンでは審査があります。もちろん年収も申込書に記入します。記入する時に「どうしよう…年収少ないんだけど大丈夫かな…？」と思うこともありますよね。

そんな時に「ちょっとくらいなら分からないよね？」なんて思ってしまって、実際の年収よりも高めに申告する方もいます。

けれど年収はカードローンを利用する上で、とても重要な審査となります。そのため、嘘の申告をするとバレます。審査中に怪しまれた場合には、収入証明書の提出も求められてしまいますよ。

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嘘がバレる理由

なぜバレてしまうのかと言えば、過去にカードローンを含めた金融商品に申込みをしたことがあれば、個人信用情報機関にデータが残っているのです。

また自社のデータから「この勤務先の勤続年数であれば、年収はこのくらい」といった目安があります。この目安から大幅に外れている場合は、怪しまれてしまいますよね。

• 信用情報機関のデータから
• 自社データから

過去のデータが数年前のものであれば、年収が変わったと判断してもらえることもありますが、直近の記録が残っていれば嘘はバレてしまいますよ。

収入証明書の提出が求められる状況は以下になります。

• 希望借入額が50万円を超える
• 他社からの借入額と希望借入額の合計が100万円を超える
• 審査の状況で必要だと判断した場合

低収入を気にしない

カードローン審査には、年収や職業を気にする必要はありません。年収に対して無理のない返済プランかどうかが重要になります。

• 最高金利の低い商品を選ぶ
• 限度額をアップさせて金利を下げる