レディースローンの特徴と審査対策

カードローンで年収の半分くらい借りるには?借入額の決まり方

カードローンなら消費者金融や銀行カードローンなど、様々なところがありますが、一体いくらまで借りることができるのか知っていますか。

カードローンにはそれぞれ借入上限額が決められていますが、それとは別に年収が関係してきます。よく見かけるのは年収の半分、年収の3分の1となっていますが、本当にそうなのか見ていきましょう。

ここでは、カードローンで年収の半分は借り過ぎなのかを検証し、カードローンの利用額の目安を紹介していきます。

検証!カードローンで年収の半分は借り過ぎなのか?

カードローンの借入額は、年収の半分までだったり、年収の3分の1までだったり聞いたことはありませんか?

カードローンの商品自体の借入上限額が年収の半分以上だったとしても、申し込む人の年収次第で借入上限額が決まってしまうのです。

カードローン商品の上限額 年収 申込者の借入上限額
500万円 300万円 100万円
500万円 900万円 300~450万円
500万円 1,500万円 500万円

上記のようにカードローン商品の上限額は500万円だったとしても、申し込む人の年収によっていくらまで借りられるかが決まってしまうのです。

一見不平等にも見えてしまうルールですが、実際に年収の半分を借入れした場合はどのようになってしまうのか、年収の半分の借入れは借り過ぎなのかを見ていきましょう。

1ヶ月あたりの手取りで計算!年収の半分を借入した場合の生活

年収の半分を借入する場合の年収とは、税込年収のことですね。先程の表で言うと、税込年収300万円の人の借入上限額が100万円までということになります。

税込年収300万円の方が、100万円借入した場合、返済はどうなるのか見ていきましょう。税込年収300万円の方の1ヶ月あたりの手取りと言えば、以下の税金等を引く必要がありますね。

  • 所得税
  • 社会保険料
  • 住民税等

ざっくり計算すると税込年収×8割が手取り年収となります。つまり、年収300万円×0.8=240万円が手取り年収ですね。

手取り年収240万円

手取り年収240万円ということは、月収20万円ですね。手取り年収240万円の中にボーナスが含まれていた場合は、更に月収は低くなります。

1回のボーナスが月収の2ヶ月分で年2回のボーナスが出る場合では、月収は15万円となってしまうのです。

手取り年収 ボーナスなしの月収 ボーナスありの月収
240万円 20万円 15万円

もちろんざっくりとした計算ですので、実際の金額とは異なりますが、借金の返済であれば最小の手取り額で計算した方が安心ですね。

さて最小の手取り額となる月収15万円で、カードローンを年収の半分まで借りた場合、返済できるのか見てみましょう。

毎月の返済シミュレーション

年収300万円の場合、年収の半分を借りた場合は借入額150万円ですね。返済シミュレーションで借入額150万円の返済額を調べると、以下になります。

借入額 返済回数 月々の返済金額
150万円 60回 35,000円

1ヶ月の生活

ここまでをまとめると、年収300万円で手取り月収15万円、そしてカードローンで150万円を借りてしまうと、月々の返済が35,000円となることが分かりましたね。

月収15万円から返済額35,000円を差し引くと、115,000円で生活して行く必要があります。家賃(7万円)・水道光熱費(1万円)・食費(3万円)等を差し引くと予備にするお金がなくなってしまいます。

通信費・クレジットカードの支払・自動車を維持しよう等を考えると、生活に無理があることが想像できますね。

これで納得!カードローンの借入額の目安

それではカードローンの借入額の目安を見ていきましょう。一般的に言われるのが年収の3分の1までですね。これは消費者金融の総量規制が関係しています。

総量規制

貸付には「個人向け貸付け」「個人向け保証」「法人向け貸付け」「法人向け保証」の4種類がありますが、総量規制は個人向け貸付けだけに該当し、個人の借入総額が年収等の3分の1までに制限されることを言います。

貸金業法で定められていますので、消費者金融や信販会社等の貸金業者から借入れをする場合は、総量規制を超えた借入れはできません。

既に紹介した年収300万円の方であれば、借入できる金額は100万円までとなりますよ。

【関連記事】

総量規制対象外の銀行カードローンは消費者金融より沢山借りれる?

毎月の返済額

毎月の返済額を返済シミュレーションで調べると以下になります。

借入額 返済回数 月々の返済金額
100万円 60回 24,000円

借入額が年収の半分だった時に比べると、返済額が1万円低くなりますので、返済の見通しも立てることができますね。

そもそも総量規制は多重債務に苦しむ方が多くなったためにできた法律ですので、自己破産をしないための目安となる金額となりますよ。

銀行カードローンの借入額の目安

消費者金融や信販会社等の貸金業者から借入れする場合は、年収の3分の1までが借入上限額となることは分かりましたね。続けて銀行カードローンの場合を見ていきましょう。

銀行カードローンでは、総量規制はありません。けれど、だいたいは年収の半分から3分の1までが目安となっていますよ。ある銀行の借入額に対する年収条件は以下になっています。

借入極度額 年収条件
30万円・50万円・100万円 なし
200万円 400万円以上

上記を見ると分かるように、年収300万円の場合は借入極度額は100万円までとなりますよ。つまり、年収の3分の1までとなりますね。

低収入で審査が不安な時は少ない金額で申込もう!

カードローンは年収の半分まで借りても大丈夫なのか不安がある時には、まずは少ない金額で申し込むことがポイントです。

最初から年収の半分まで借入れを希望していると、返済はできるのか貸す方・借りる方共に不安になりますよね。

そのため、まずは少額の借入れをして毎月返済していくことが出来るのか試してみましょう。気軽に借入・返済ができる数万円からの借入れがおススメですよ。

増額を狙う

借入・返済をくり返していくと、金融機関も信用できる顧客だと判断できるため、増額のチャンスが出てきます。

借りる側も返済のペースがつかめてくるため、増額後も安心してお金を借りることができますね。

少額で借入申込

返済のペースをつかむ

金融機関と信用関係ができる

増額のチャンス

増額後も安心して借入できる

カードローンでは、銀行カードローンを選ぶと年収の半分まで借りられることもありますが、まずは少額を借りて借入・返済に慣れることが大切ですよ。

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