銀行カードローンの限度額の決め方、年収が低くても大丈夫!
カードローンって利用してみたいけど、年収が低いから申し込むのが恥ずかしい…なんて思っていませんか?
カードローンに申し込む場合は、パートやアルバイトの収入でもOKとなっていますので、年収が低いからカードローンに申込めないということはありませんよ。
ここでは、カードローンの中でも銀行カードローンの限度額の決め方について紹介していきます。
銀行カードローンの利用限度額の審査時に抑えておきたいポイント、収入に見合った金額であれば低収入でも申し込めることを説明していきますよ。
知っていると安心!銀行カードローンの限度額の決め方
カードローンが限度額を決める時には、総量規制によるものと審査によるものの2つから決められます。
- 総量規制
- 審査
総量規制
総量規制は年収の1/3を超える借入れができないとする決まりですね。貸金業法で定められているものであり、銀行カードローンでは対象外となっています。
そのため、銀行カードローンの限度額の決め方は審査によるものとなりますね。
審査
審査では、年収・職業・勤続年数・居住年数・住居形態・他社借入状況等がポイントになります。
- 年収
- 職業
- 勤続年数
- 居住年数
- 住居形態
- 他社借入状況
上記の項目によって利用限度額や審査の可否が決まりますよ。利用限度額が決まると、金利も決まってきます。
意外に知らない!利用限度額に応じて金利が決まる
意外に見落としがちなのが、金利ですね。お金を借りる時には、利息を支払います。金利年○%と表示してある数字ですね。
この金利は、利用限度額に応じて決まるところがほとんどです。中には利用限度額に関わらず、審査で決定するところもありますが少数派となっていますよ。
金利は利用限度額が高くなればなるほど、低く設定されているところが多いので、利用限度額はなるべく高い方が利息の負担は少なくなるのです。
利用限度額 | 金利 |
---|---|
500万円以下400万円超 | 年1.8%~6.1% |
400万円以下300万円超 | 年6.1%~7.6% |
300万円以下200万円超 | 年7.6%~10.6% |
200万円以下100万円超 | 年10.6%~13.6% |
100万円以下10万円以上 | 年13.6%~14.6% |
上記は、ある銀行カードローンの金利となりますが、利用限度額が高いと最低金利の適用となり、利用限度額が低いと最大金利の適用となりますよ。
それならば利用限度額をなるべく高くして、低金利で借りたいと思いますよね。そこで、銀行カードローンの利用限度額の審査時に抑えておきたいポイントについて触れていきましょう。
銀行カードローンの利用限度額の審査時に抑えておきたいポイント
銀行カードローンの利用限度額の審査時に抑えておきたいポイントと言えば、以下の3つがあります。
- 返済能力
- 借入状況
- 商品内容
返済能力
お金を貸す前には、本当に返してもらえるのか審査します。カードローンは個人の信用をもとにお金を貸すため、保証人不要となっています。そのため、返済能力は重要なポイントとなりますよ。
既に触れたように審査では、以下の内容が必須項目となっています。
- 収入
- 雇用形態
- 勤続年数
- 居住年数
- 居住形態
- 家族構成
- 過去の返済履歴
収入はもちろん高い方が返済能力はあると見なされますが、高収入だけで返済能力があると見なすわけではないのです。
雇用形態が正社員などの正規雇用であれば、契約社員などの非正規雇用よりも収入が安定していて返済能力があると見なされます。また企業の規模でも、中小よりは大手の方が安定していると見なされますね。
勤続年数は長い方が転職の可能性が低くなり、安定していると見なされますよ。
- 高収入
- 正規雇用
- 公務員
- 勤続年数が長い
上記が返済能力が高いと見なされる方になりますが、実はそんな方は多くはいません。実際には低収入や非正規雇用、中小企業勤務の方の方が多いのです。
つまり上記であれば理想的ではあるけれど、そうでなくてもお金を借りることはできるのです。
また、上記の理想に近い状況の方であっても、大家族で可処分所得が少なかったり、過去の返済履歴に延滞や滞納があったりする場合は、審査が難しくなることもあるのです。
借入状況
借入状況は現在の借入状況になります。現在、他社から借入れがある場合はその借入れの返済が遅れていないか、いくら借入れしているのか、月々いくら返済しているのかなどが審査対象となります。
現在、年収の1/3付近まで借入しているのであれば、新たな借入は難しくなりますよ。
過去の返済履歴や現在の借入状況は、銀行側も信用情報機関へ問い合わせてチェックしていますので、申込書に嘘の申告をしてしまうとバレてしまいます。
正確な金額を把握していない場合は、信用情報機関へ情報の開示を行うなどして、相違ないようにしておくことが大切ですよ。
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商品内容
申し込む商品にも限度額が設定されています。銀行カードローンであれば、300万円・500万円・800万円・1000万円といった高額を上限額に設定しているところが多くありますね。
高額を借入れしたい場合には、商品の限度額にも注意して申し込まなければ、希望額が借りられないこともありますよ。
借入額は少しでいい!年収が低くても借りられる?
ここまで読むと、「やっぱり年収が高くないとダメなのかな?」「正社員じゃないとダメなのかな?」と不安になりますよね。けれど、心配はいりません。
アルバイトやパートでもカードローンの利用はできます。また銀行のホームページを見ても「アルバイト・パートOK」と書かれているところは多数あります。
肝心なのは「借入希望額」です。返済能力で紹介しましたが、審査では本当に返してもらえるのかが重要になります。そのため、返済可能な金額で申し込むことがポイントになりますよ。
アルバイトやパートなら50万円まで
アルバイトやパートなら、借入希望額を多くても50万円までにしましょう。銀行カードローンの中には、アルバイトやパートの方は50万円までと記載があるところもあります。
アルバイトやパートの方であれば、必要最少額を借りて確実に返済していくことが大切ですね。
カードローンは繰り返し利用できるので、必要な都度借りることができますよ。
専業主婦も借入可能
配偶者に安定した収入があるなら、専業主婦でも50万円まで借入れできるところも多数あります。「専業主婦で収入がないから…」という方でも安心して申し込めますよ。
配偶者の同意が必要なところもあれば、不要なところもありますので、状況に応じて借入先を選びましょう。
なりたい自分になるためにカードローンを利用!
女性がカードローンを利用しようと思う時には、急な出費や生活費の不足分を補うためという場合もありますが、なりたい自分になるために借りる方もいます。
今の状況を変えるにはお金が必要、例えばキャリアアップのために英会話を習いたい、キレイになるためにエステに通いたい、視野を広げるために海外旅行をしたいなど理由は様々ですが、どれもお金がかかりますよね。
そんな時にお金がないから諦めるのではなく、先行投資としてカードローンを利用する方法があるのです。
カードローンを利用するには抵抗がある…というのであれば、借入先を検討した後に銀行スタッフに相談してみましょう。
銀行スタッフと一緒に返済計画を立てることで、借りた後の生活も想像でき、なりたい自分に近づけますよ。