カードローンの審査時間はどこも一緒ではない!?商品を選ぶポイント
カードローンの「審査時間はどこも一緒」だと思っていませんか?「審査に時間はかかるもの」と諦めていませんか?
実は、カードローンの審査時間は最短当日のところもあれば、1週間必要とするところもあるのです。そこで、肝心なのは「いつまでに借りたいか」というあなたの状況ですね。
今すぐ急いでお金を借りたい時には即日融資に対応しているところ、急がないからお得に借りたい時には低金利のところなど、選ぶポイントが見えてきますよ。
ここでは、カードローンの審査時間や審査に時間がかかる理由、借入先を選ぶポイントを見ていきましょう。
知っておきたい!カードローンの審査時間は各社で異なる
カードローンは消費者金融や銀行等の様々な金融機関で利用することができます。
一度契約しておくと、繰り返し何度でもお金を借ることができるため、いざという時に備えて持っておくと便利です。
そこで、カードローンを作るタイミングによって審査に時間がかかっても大丈夫なのか、今すぐ審査結果を知る必要があるのか違ってきますね。
- 審査に時間がかかっても大丈夫
- 審査結果を今すぐ知ってお金を借りたい!
審査に時間がかかっても大丈夫
審査に時間がかかっても大丈夫な時には、低金利な銀行カードローンを借入先に選べます。
銀行カードローンでは審査が厳しくなる傾向にあり、これまでは最短当日審査回答だったのが2018年1月以降は「即日融資はしない」となっています。
特に都市銀行では徹底しており、審査時間は最短2日となります。地方銀行の中には、最短即日で審査回答となるところもありますが、融資実行は最短2日~1週間後からとなっていますよ。
銀行 | 審査結果 | 融資実行 |
---|---|---|
A銀行 | 最短2日 | 最短2日 |
B銀行 | 最短即日 | 最短2営業日 |
C銀行 | 1週間程度 | 1週間~10日 |
上記のように銀行カードローンでは融資実行までに時間がかかりますので、今すぐ審査結果を知りたい、今すぐお金を借りたい方には向いていませんね。
けれど時間がかかっても大丈夫な場合は、低金利でお金を借りることができる銀行カードローンがおススメになりますよ。
審査結果を今すぐ知ってお金を借りたい
審査結果を今すぐ知ってお金を借りたい場合は、借入先に消費者金融を選びましょう。
消費者金融なら即日融資の可能性がありますよ。
消費者金融 | 審査結果 | 融資実行 |
---|---|---|
消費者金融A | 最短当日 | 最短当日 |
消費者金融B | 最短当日 | 最短翌営業日 |
消費者金融C | 最短翌営業日 | 最短翌営業日 |
上記のように、消費者金融であれば遅くても最短翌営業日となるところが多いため、急いでお金を借りたい時には消費者金融がピッタリですね。
これで納得!キャッシング審査に時間がかかる理由
銀行カードローンと消費者金融では、キャッシング審査にかかる時間が異なります。なぜ消費者金融は審査時間が短いのか見ていきましょう。
消費者金融の審査が短い理由
消費者金融では、パソコン・スマホ・携帯電話・電話・自動契約機・店舗など、いろいろな方法で申し込みができます。
特にパソコンやスマホから申し込みをすると、申込後の画面ですぐに審査結果が分かるところもあります。
これは、機械が審査を自動で行っているからですね。その後、本人確認書類や収入証明書類をスタッフが確認したり、信用情報機関の情報を確認したりして審査完了となりますよ。
【関連記事)
銀行カードローンの審査に時間がかかる理由
銀行カードローンでは申し込みがあると、保証会社に申込情報を送付します。
これまでは保証会社からの審査結果が出ると、その結果次第で審査の可否の判断となっていたのですが、2018年からは保証会社の審査+警察庁のデータベースへの照会も行うことになったのです。
このデータ照会に、早ければ1日、長くて2週間程度の時間が必要になる為、即日に審査結果が分からず当日融資はできないのです。
↓
銀行:保証会社へ申込情報の送付
↓
保証会社:銀行へ審査結果の回答
↓
銀行:警察庁のデータベースの照会
↓
申込者へ審査結果の回答
同じ時に申し込んだのに何故?審査時間が早い人と遅い人の違い
消費者金融と銀行カードローンでは、審査時間に差が出ることが分かりましたね。けれど、同じ金融機関を選んでも、審査に時間がかかる人とかからない人がいます。
- 審査時間が早い人
- 審査時間が遅い人
ここでは、この違いについて見ていきましょう。
審査時間が早い人
審査時間が早い人の特徴には、年収が高くて安定していたり、借入希望額が小額で返済の見通しが立ちやすかったりします。
- 年収が高い
- 公務員・大手企業に勤務
- 正社員
- 勤続年数が長い
- 借入希望額が小額
- 遅延情報がない
上記であれば、審査時間も短く、問題なく審査に通る可能性が高いですよ。
審査時間が遅い人
審査時間が遅い人の特徴には、借入希望額に対して年収が低かったり、勤続年数が短くて収入が安定しているとは判断しづらかったりする場合が挙げられます。
- 借入希望額に対して年収が低い
- 中小企業・自営業の人
- アルバイト・パート・派遣
- 勤続年数が短い
- 借入希望額が高額
- 遅延情報がある
上記に該当する場合は、審査に時間がかかることがあります。
特に遅延情報があり、現在も延滞や滞納をした状況であれば、申し込むことができないところもあります。
この場合は新たにお金を借りるのではなく、専門家に相談して今ある借金の返済を整理していく必要がありますよ。
また申込書の記入に不備があったり、年収を過大に記入してしまったりした場合は、確認のために審査が長くなりがちです。
返済能力の有無がポイント
カードローンの審査では返済能力の有無を調べています。
カードローンでは、無担保・保証人不要でお金を貸すため、申込む人自身の返済能力が重要なのです。
毎月安定して返済できる、過去のローンやクレジット情報の返済状況を見ても問題が無い人であれば、審査時間は速くなりスムーズに審査結果が出るのです。
一方で毎月の収入が不安定だったり、過去に遅延・滞納情報がある場合は、返済能力に問題があるかもしれないと見なされ、審査に時間がかかってしまうのです。
知っておくと安心!カードローンの借入先の選び方
それでは最後に、カードローンの借入先の選び方をまとめておきましょう。カードローン審査の時間は申込先や申し込む人の状況によって変わってくることが分かりました。
借入先 | 融資までの期間 | 状況 |
---|---|---|
消費者金融 | 早く借りたい | 年収が低い、勤続年数が短い |
銀行カードローン | 急がない | 年収が高い、勤続年数が長い |
上記のように、早く借りたいのであれば審査時間の短い消費者金融、急がないのであれば低金利の銀行カードローンを選ぶのがピッタリですね。