レディースローンの金利が気になる!一般向けカードローンと違うの?
レディースローンと聞くと、「女性だけにお得がある!?」と思いますよね。もちろん女性だけにお得があります。レディースローンのお得と言えば、女性担当者が対応してくれることですね。
それ以外には通常カードローンとの違いはなく、審査が甘くなったり、金利が低くなったりすることはないのです。
ここでは、特にレディースローンと通常カードローンの金利の違いについて紹介していきます。金利は低い方が負担が軽くなる事、金利をさげるコツなどを見ていきましょう。
気になる!レディースローンと通常カードローンの金利の違い
レディースローンと言えば、通常カードローンとは違います。何が違うのかと言えば、先ほど紹介した通り、女性担当者が対応してくれる点ですね。
金利に関して言えば、通常カードローンとの違いはないのです。
最大金利 | 銀行カードローン | 消費者金融 |
---|---|---|
通常カードローン | 年14%台 | 年18%前後 |
レディースローン | 年14%台 | 年18%前後 |
上記を見ても分かるように、銀行カードローンも消費者金融も多数ありますが、レディースローンだから金利が低いということはありません。
申し込む時に男性担当者だと緊張するという方であれば、レディースローンを選択すると緊張を緩和して同性同士で申し込みができるというものになります。
お金を借りる時には金利が低いことが重要!?その理由とは
お金を借りる時には、金利が低い方が良いと言われますね。金利が低い方が返済の負担が軽くなるからです。
例えば10万円借入した場合であれば、金利年18%の所で借りると、利息は年間18,000円支払う必要がありますが、金利年15%の所であれば利息は年15,000円になります。
金利 | 10万円借入時の年間の利息 |
---|---|
年18% | 18,000円 |
年15% | 15,000円 |
10万円の借入であれば、金利が年3%下がると3,000円も返済の負担が軽くなりますね。完済までに5年かけると合計15,000円の差がつくことになります。
けれど実際には月々返済していくことで元金が減っていきますので、きっちり15,000円の差が出来るわけではありませんよ。
返済シミュレーションを利用してみると、金利18%のところで10万円の借入をし、5年間で返済すると返済総額は151,507円、15%の場合は142,023円となり、9,484円の差となっています。
金利 | 10万円借入の返済総額(返済期間60回) |
---|---|
年18% | 151,507円 |
年15% | 142,023円 |
返済の計算方法は各金融機関によって異なりますので、どの金融機関で借入れをしても上記の返済となるわけではありません。
借入しようと思っている金融機関の返済シミュレーションを利用して、確認しておくと現実味が増しますよ。
もちろん借入額が高くなればなるほど、支払う利息は高くなりますので、高額を借入れしたい方ほど低金利のところを利用すると、返済の負担が軽くなりますね。
知っていると安心!レディースローンの金利を下げるコツ
レディースローンの金利を下げようと思ったら、通常のカードローンと同じように以下の方法があります。
- 借入限度額を増額して金利を下げる
- 信用関係を築く
借入限度額を増額して金利を下げる
借入限度額によって適用される金利が決まっているところであれば、限度額を増額することで金利の引き下げができます。
限度額を上げるには増額審査に通る必要がありますので、これまでに返済の遅れが無いことや定期的な借入がポイントになりますよ。
- 返済の遅れが無い
- 定期的な借入
一回でも返済の遅れがあると、増額審査に通ることが難しくなってしまいます。これは現在利用している金融機関だけではなく、他社の借入れであったりクレジットカードの支払等も該当します。
他社での延滞・滞納情報は信用情報機関を照会すると分かるようになっていますので、増額しようと思っている金融機関の返済日だけを守ってもダメですよ。
【関連記事】
カードローンで増額したい!業者からの勧誘電話はいつ頃あるの?
信用関係を築く
信用関係を築くには、先ほど紹介した返済の遅れが無いことや定期的な借入を行うことが基本となります。そして、属性が変化している場合は届出を行いましょう。
属性とは、勤務先、勤続年数、雇用形態、居住形態、家族構成等あなた自身の信用度をはかるものになりますよ。
例えば、雇用形態がアルバイトから正社員になったり、子どもが独立して扶養家族が減ったなどのプラスになる変化の場合は、信用度がアップして金利の見直しにつながることもあります。
- 雇用形態がアルバイトから正社員になる
- 子どもが独立して扶養家族が減った
定期的な借入とは、繰り返し借入を行う方を言います。一度利用しただけでは優良顧客にはなれませんので、増額のチャンスも減ってしまうのです。
また利用限度額いっぱいまで借入れをして、返済日に返済額を返済。そしてすぐに再び上限額まで借入れする方は、お金に困っている印象を受けますので、信用関係を築くのが難しくなりますよ。
金利が気になる!レディースローンの選び方
ここまで見てきて、なんとかして金利を下げたいからレディースローンを選ぶということは、目的通りにはいかないことが分かりましたね。
繰り返しにもなりますが、レディースローンのメリットは女性担当者が対応してくれることです。
そこで、なんとかして金利を下げて利用しようと思ったら、低金利の商品を選んだり、利用後に信用関係を築いて金利を下げてもらったりしましょう。
消費者金融の金利
レディースローンと言えば、消費者金融に取り扱いが多くなっていますが、消費者金融では金利は高めとなっています。消費者金融では、利息制限法の上限金利を適用しているところが多いからですね。
元本 | 上限金利 |
---|---|
10万円未満 | 年20% |
10万円以上100万円未満 | 年18% |
100万円以上 | 年15% |
上記のように定められていますので、10万円以上を借入限度額に設定することの多い大手消費者金融では年18%を上限金利としています。
借入限度額を5万円や8万円といった10万円未満に設定することがある中小消費者金融では、年20%を上限金利としていますね。
もちろん中小消費者金融でも借入限度額を10万円以上に設定した場合は、上限金利は年18%となりますよ。
何度も言いますが、レディースローンだから特別な金利になることはありませんので、レディースローンも通常カードローンも同じ金利となっています。
銀行カードローンの金利
銀行カードローンでは、レディースローンの取り扱いがあるところは少ないですが、全くないわけではありません。
また、銀行カードローンの場合は上限金利が年14%台となっているところがほとんどですので、銀行カードローンを選ぶだけで低金利での借入れが可能となっています。
けれど銀行カードローンの内容は様々ですので、上限金利が年14%よりも低いところもあれば、消費者金融並みの年18%となっているところもあります。
金利を重視してカードローンを選ぶのであれば、しっかり金利をチェックする必要がありますね。
無利息期間を上手に使う
消費者金融や銀行カードローンの一部では、無利息サービスを行っているところがあります。
決められた条件を満たし、無利息サービスを利用できる方であれば、一定の期間の利息が無料になるというものですので、低金利よりも更にお得に借入れすることができます。
レディースローンにも無利息サービスを行っているところはありますので、低金利で借入れをしようと思ったら、無利息サービスも視野に入れると幅が広がりますね。
- 低金利の金融機関を探す
- 借入限度額の増額で金利を下げる
- 無利息サービスを視野に入れる
上記が低金利で借りるポイントとなります。
「レディースローンでなくても良いよ」という場合であれば、通常のカードローンも視野に入れると更に選択肢が広がり、自分にピッタリな借入先が見つかる可能性がグッと高まりますよ。