レディースローンの特徴と審査対策

レディースローンは審査が甘いわけではない!審査に落ちる原因を紹介

レディースローンと聞くと、女性専用のローンで借りやすいのではないかと思う方もいますよね。

けれど実際は、レディースローンとは女性向けのローンなだけであって、普通のキャッシングとまったく同じ審査内容となります。

そのため「レディースローンで申込んだ方が審査が甘い」ということは考えない方がいいのです。

ここでは、レディースローンの審査が甘いわけではない理由や審査に落ちる原因となることを紹介していきます。それでも審査に落ちた場合にはどうしたら良いのか、などを見ていきましょう。

知っておきたい!レディースローンは審査が甘いわけではない

レディースローンでは、審査の流れや審査にかかる時間は普通のカードローンと同じになります。

申し込み

審査

審査結果の連絡

契約手続き

借入

審査にかかる時間は最短30分のところもあり、審査の流れや審査時間はその他のカードローンと変わらないことが分かりますね。

審査時に必要になる書類も、本人確認書類や収入証明書類となりますので、レディースローンだから必要書類が少ないとか、審査時間が短いといったことはないのです。

金利も変わらない

金利も普通のカードローンと変わりません。レディースローンも融資額に応じて金利が決定し、消費者金融であれば年18%前後、銀行カードローンであれば年14%台となりますよ。

  • 消費者金融…年18%前後
  • 銀行カードローン…年14%台

つまりレディースローンだからといって、金利が低くなることもないのです。

融資額も変わらない

カードローンとレディースローンの両方を取り扱っている金融機関では、レディースローンの融資額を少なく設定しているところもあります。

例えばカードローンでは最高500万円となっていても、レディースローンでは最高200万円となっている場合ですね。

けれど実際に借入れできる金額で言えば、初回のキャッシングであれば大体10万円~50万円となります。

よほど年収が高い、収入が安定している職業に就いている場合では「初回から50万円以上」という場合もあり得ますが、信頼関係を築く前の初回から50万円以上の融資額となることは滅多にないのです。

  • 年収が高い
  • 収入が安定している職業
  • 既に金融機関と信頼関係がある

上記の場合のみ初回から高額融資の可能性がありますが、ほとんどは実際に借りられる金額は10万円~50万円となっていますので、カードローンでもレディースローンでも融資額は変わらないと言えるのです。

なぜ審査が甘いと思われるのか

レディースローンの審査が甘いと思われる理由は、「女性向けだから、主婦やアルバイトでも簡単に借りられるのではないか」という心理的なものが大きいですね。

実際サイトやカードのデザインも女性向けとなっており、歓迎されている印象を受けます。

けれど、ここまで見てきた通りレディースローンだからと言って、審査が甘いわけではないのです。

  • レディースローンの審査はカードローンと変わらない
  • 金利もカードローンと変わらない
  • 融資額もカードローンと変わらない

それでもレディースローンを選ぶメリットと言えば、女性スタッフが対応してくれるため安心して申し込みができる、同性同士で相談しやすいといったことが挙げられますよ。

審査に通りたい!レディースローンの審査に落ちる原因を紹介

レディースローンの審査が甘いわけではないことが分かって、ガッカリしていませんか?

そこで、審査に落ちる原因を見ていきましょう。審査に落ちる原因が分かると、審査に向けて少しでも対策を立てることができますよね。

  • 既に借金がある場合
  • 信用情報機関にブラック情報がある場合

既に借金がある場合

既に借金がある場合は、借入件数や借入金額を整理しましょう。ローン審査では借入件数3件以上、借入金額が年収の1/3以上になってしまうと審査に通ることはできません。

  • 借入件数3件以上
  • 借入金額が年収の1/3以上

借入件数が3件以上の場合は、おまとめローン等で件数を減らすことを検討しましょう。借入金額が年収の1/3を超えている場合は、返済が難しくなりますので新たな借入れは止めましょう。

返済に集中することで借り過ぎを防ぎ、借金が膨らまないようにすることも大切ですよ。

信用情報機関にブラック情報がある場合

信用情報機関にブラック情報がある場合も、ブラック情報の内容を把握しましょう。

  • 返済日より61日以上または3ヶ月以上の支払遅延(延滞)
  • 保証契約における保証履行
  • 裁判所が破産宣告
  • 携帯端末の分割払いの支払遅れ

返済が滞ったり、破産したりした場合は、ブラック情報となりますね。保証契約における保証履行とは、利用者に代わって保証会社が返済することです。

上記の内容があると、ブラックとなりますので審査に通りません。信用情報機関にブラック情報があるかどうか分からないという場合は、信用情報機関に確認しましょう。

「信用情報開示」の手続きを行うと、自分の信用情報に記載されている内容を知ることができますよ。

【関連記事】

カードローン審査に落ちる原因。知っていると安心な対策

他にもまだある!レディースローンの審査に落ちる原因

先ほど紹介したように、既に借金がある場合や信用情報機関にブラック情報がある場合はレディースローンの審査に落ちる原因となります。けれど他にもレディースローンの審査に落ちる原因はあるのです。

  • 申込条件を満たしていない
  • 専業主婦

申込条件を満たしていない

レディースローンもカードローンと同じように申込条件があります。

  • 年齢制限
  • 安定した収入
  • 返済能力のある方

主に上記が条件となっていますね。安定した収入はアルバイトやパートの収入でも可能となっているところが多いですので、難しく考える必要はありません。

気にした方が良い点は年齢を満たしているか、収入条件のあるところでは条件を満たしているかといった点ですね。

返済能力も過去や現在に、遅延・債務整理といったブラック情報が無ければほぼ問題ありませんよ。

専業主婦

専業主婦は、ほぼ消費者金融に申し込むことができません。けれど配偶者貸付けに対応しているところであれば、申し込むことができるのです。

専業主婦が申し込むのなら、配偶者貸付けに対応している消費者金融か銀行カードローンとなりますよ。

  • 配偶者貸付けに対応している消費者金融
  • 銀行カードローン

配偶者貸付けでは、配偶者の同意が必要となりますので「夫に内緒で借りたい」という場合は、銀行のレディースローンを利用しましょう。

それでもレディースローンの審査に落ちた場合…

審査に落ちる原因を解決して、いざ申し込み!それでも審査に落ちてしまうことがあります。

ローン審査に落ちた理由は教えてもらえませんので、自分で原因を考えるしかありません。

  • 短期バイト等で年収が安定していない
  • クレジットカード等の支払遅延があった
  • 専業主婦なのに、専業主婦不可のところに申し込んだ
  • 借入希望額が高すぎた

上記に該当していませんか?専業主婦なのに専業主婦不可のところに申し込んだ場合や借入希望額が高すぎた場合は、申込先を変えたり借入希望額を下げたりすることで、審査に通る可能性が出てきます。

けれど年収が安定していない、クレジットカードの支払遅延がある場合は、まずは年収を安定させたり、遅れている支払いを支払ったりすることが先です。

また何度も申し込みをくり返していると、申し込みブラックとなりますので、申し込むのは3社までが無難です。

3社申し込んでも審査に落ちた場合は、申込まないのが賢明ですよ。審査に落ちるということは、お金を借りる時ではないのです。まずは安定した収入と半年以上の勤続年数が目標になりますよ。

  • 安定した収入
  • 半年以上の勤続年数

上記を満たして、ブラック情報なしで申込条件を全て該当しているレディースローンに申し込みましょう。

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