結婚前の彼氏に借金発覚!肩代わりして完済した方がいい?
彼氏からプロポーズされた!入籍、結婚へ進んでいく予定だったけれど、借金も発覚!こんな時、彼氏の借金を肩代わりするべきなのか、どうするのが正解なのかを見ていきましょう。
まずは、借金の残高や理由を知りましょう。理由によっては結婚は止めた方がよい場合もあります。そして、やってしまいがちなのが返済の肩代わりです。
肩代わりをしてしまうと、「返済しなくても大丈夫」と彼氏を勘違いさせることに繋がりますので、止めましょう。安心して結婚生活を送るために、彼氏の借金をどうしたら良いのか、考えていきましょう。
思い切って聞いておこう!借金の残高と理由
借金が発覚したら、まずは思い切って借金の残高や理由を聞きましょう。
プライベートな事なので、聞きずらいという女性も多いと思いますが、これから将来を共にしていくのであれば、借金のこともキッチリ知っておく必要がありますよ。
- 借金の残高
- 借金の理由
借金の残高
まずは、借金がいくらあるのか正確に知りましょう。正確な金額が分からなければ、返済計画を立てることもできませんので、彼氏に誤魔化されずに真剣な金額を聞きましょう。
中には、少なめに教えてくれたり、元本だけを知っていて利息について考えていなかったり、自分自身把握していなかったりすることもあります。
- 借金を少なめに教える
- 元本だけを教える
- 自分で借金の全額を把握していない
上記の場合は、明細書や請求書などから残高を確認しましょう。
それでも、いまいちいくら借入れしているのか分からない場合は、信用情報機関で情報の開示を行いましょう。
- 明細書
- 請求書
- 信用情報機関で情報の開示
情報の開示は利用している本人が行う必要がありますので、情報の開示を行う場合は借金している彼氏に手続きを取ってもらいましょう。
- 日本信用情報機構(JICC)
- (株)シー・アイ・シー(CIC)
- 全国銀行個人信用情報センター
上記が信用情報機関となり、借入れの契約内容や借入残高等が上記のいずれかに登録されていますよ。
借金の理由
なぜ借金をしてしまったのかといった借金の理由も重要になります。
- 奨学金の返済
- 生活費の不足分
- ギャンブル
奨学金の返済であれば、その後に新たな借入をしていない場合は、毎月継続して返済していくと完済となるため、安心ですね。
ところが生活費の不足分を借金で補っている場合は、家計の見直しが必要になります。
またギャンブルで借金をしている場合は、返済できたとしても新たな借入をする可能性が高いですので、根本的な解決が必要となりますよ。
ギャンブルに依存しているようであれば、専門家に相談しカウンセリングを受けることも視野に入れておきましょう。
借金は肩代わりしない!フォローしながら完済を目指す
自分に金銭的な余裕がある場合は、借金を肩代わりして払おうとする方もいます。
気になる借金をスッキリさせるためには、簡単で手っ取り早くて良い方法のように思えますが、実はこの方法をしてしまうと、自分が払わなくても借金は解決するものだと勘違いさせてしまいますよ。
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借金の肩代わりを提案
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自分が払わなくても借金は解決するものだと勘違いさせてしまう
自分が払わなくても、周りの誰かが支払ってくれるという考えが身についてしまうと、借金をするクセがついてしまいます。
そうすると、結婚後の生活にも影響してしまいますので、彼氏の借金が発覚した場合は肩代わりはせずに、本人に完済してもらう必要がありますよ。
- 借金をした本人に完済してもらう
- もし立て替えるのであれば、うやむやにせず立替分を支払ってもらう
結婚後に苦労しないためにも、結婚前に借金をうやむやにせずに責任を持って完済してもらいましょう。完済するまで結婚しないというのも、返済をうやむやにしないためには良い手段ですね。
もちろん返済に苦労している時には、励ましたり、応援したりといったフォローをすると心強いですよ。
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結婚前に話し合おう!結婚後の金銭管理を2人で考える
借金をうやむやにしないために、結婚は完済後にしていた場合は、完済できると結婚という目標ができますね。
そして実際に完済でき、晴れて結婚となった時には、借金生活をくり返さないためにも金銭管理を行う必要がでてきます。
もちろん借金があったから金銭管理をするのではなく、これから先の生活に向けて計画的な支出を行っていくために、あらかじめ2人でお金をどのように使うのか、使いみちを決めておくことが大切なのです。
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彼氏に責任を持って完済してもらう
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結婚
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結婚後の生活に向けて、お金の使いみちを2人で決める
収入はいくらになるのか、それに合わせて家賃を決め、家賃が決まると住むところが決まってきますね。収入に対する出費が決まると、予備費や貯金などの将来に備えたお金を準備することも大切ですよ。
1人で生活するよりも、自由に使えるお金が限られてくることを自覚し、2人で話し合って決めていくことがポイントですね。
これで安心!結婚前に価値観を共有しておく
借金に対する価値観は、人によって違います。「ある程度はしょうがない」「奥さんも働けば何とかなる」といった考えの人もいれば、「絶対に借金は嫌だ!」という考えの人もいます。
そこで、お互いに借金に対してどんな価値観を持っているのか事前に知っておくと、結婚後に「こんなハズではなかった」というズレを防ぐことができます。
「ある程度はしょうがない」「借金はなんとかなる」という考えの彼に、あなたが肩代わりして返済してしまうと、彼は「やっぱり何とかなった」となりますので、絶対に肩代わりは止めましょう。
最後に、結婚前に借金が分かった時の対処方法をまとめておきましょう。
- 借金の残高を把握する
- 借金をした理由を知っておく
- 借金の肩代わりはしない
- 借金の完済後に結婚
- 結婚後の金銭管理を共有する
- 借金に対する価値観の違いを知っておく
最近では、カードローンを利用している方が増えているため、結婚前に借金があるという方も増えてきています。
カードローンの利用がいけないのではなく、どんな時にカードローンを利用するのか、自分の収入でやりくりできる範囲での借入れなのか、といったことが重要になります。
カードローンは便利だけどカードローンなしでも生活できるのかといったことが、カードローンに依存しているかどうかのチェックポイントとなりますね。
繰り返しになりますが、結婚前に借金が発覚したのであれば、結婚後に借金に対する価値観のズレが生じないためにも、肩代わりせずに結婚前に整理してもらうことが大切ですよ。