借金があるのに妊娠してしまった!今後の生活の不安を解決するには
借金を抱えているとストレスを抱えてしまいます。そのため、借金をかかえての妊娠は、体に悪影響となっていまします。
そこで、早めの解決が大切ですね。まずは、周りに相談できる人はいないか考えましょう。特に旦那に内緒にしているのであれば、打ち明けることはできないのか検討しましょう。
ここでは、妊娠中でも借金は返済しなければいけないこと、妊婦が借金を解決するために取るべき行動、どうしても返済できない時の方法等を紹介していきますよ。
妊娠中で働けなくても借金は返済しなければならない
「借金の返済が終わっていないのに、妊娠してしまった…」「返済ができなくなって、旦那や親に借金がバレるかも…」妊娠中にこんなことを考えていると、体に悪いですね。
妊娠中でこれまで通り働けなくても、借金の返済は毎月変わらずに行わなければなりません。
借金の返済に出産費用に生活費に…不安になることがたくさんありますね。まずは出産費用は一体いくらになるのか、見てみましょう。
出産費用
妊娠すると定期的に妊娠健康診断を受ける必要があります。妊娠初期であれば1~2週間に1度、妊娠中期であれば4週間に1度、妊娠後期であれば1~2週間に1度、妊婦健診を受けます。
もちろん異変があればその都度受診する必要もありますし、状況によってはこまめに健診を受けることもあります。
妊婦健診では健康保険が適用されないため、実費で支払いをし、15回程度の妊婦健診で合計7~10万円程度必要になります。
その他にも分娩入院費が40万円程度、育児用品費用が10万円程度かかりますので、合計60万円程度必要となりますね。
費用 | 金額 |
---|---|
妊娠健康診断 | 7~10万円 |
分娩入院費 | 40万円 |
育児用品費用 | 10万円 |
ただし自治体ごとに補助が出る場合もありますので、妊婦に対する地域の補助を事前に調べておくと安心ですよ。
妊娠で働けない
出産する場合には、仕事を休まなければなりません。産前産後休暇を取ると、出産手当金や育児休業給付金が出ますが、もともとの収入よりは減ってしまいますね。
また、妊娠を機に仕事を辞める方も多いです。妊娠中で働けなくなると、借金の返済が難しくなってしまいますね。
↓
退職・休職
↓
収入が減る
↓
借金の返済が難しくなる
妊娠したから借金を返済しなくても良いということはありませんので、収入が減っても借金の返済について考えていく必要がありますよ。
知っておきたい!妊娠中に借金を解決する方法
借金の返済中に妊娠が発覚したら、親などに援助を頼んだり、旦那に相談したり、おまとめローンを検討したりする方法があります。
- 親などに援助を頼む
- 旦那に相談
- おまとめローンを検討
親などに援助を頼む
妊娠を機に借金を整理しようと思ったら、まずは親に援助をしてもらえないか頼んでみましょう。
援助をしてもらうのが申し訳ないのであれば、たちまち親から返済資金を借りて、少しずつ親に返済していくという方法もありますね。
旦那に相談
旦那に言えずに借金を返済していた場合は、旦那に相談してみるのも一つの手段ですね。旦那が借金の返済に協力的であれば、家計費から返済していくこともできます。
おまとめローンを検討
複数社から借入れしている場合は、おまとめローンを利用することで月々の返済額を減らすこともできます。
ただし、おまとめローンの契約も安定した収入が必要となりますので、妊娠して仕事を辞めている状況では審査に通らないこともあります。
その場合は、旦那の協力が必要となることもありますので、やはり旦那に相談して借金の返済計画を立てる方法がスムーズですね。
債務整理をせずに借金を返済していこうと思ったら、親や旦那などの周囲の協力が必要になりますよ。
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周りに相談できない!だけど妊娠でどうしても返済できない場合
親にも旦那にも相談できない状況で、妊娠で返済していくことが難しい場合は、債務整理という方法があります。
債務整理とは、借金を減額したり、支払いに猶予を持たせたりすることで、借金を整理します。
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
任意整理とは
任意整理は貸金業者と弁護士が交渉して、返済額を下げたり利息をカットしたりして、払える金額で返済していく方法になります。
払える金額での返済となりますので、貯金を切り崩したり産休までのパート代などがあって少しでも返済ができる時に利用することができますね。
親や旦那にバレずに返済するには、任意整理がおススメですよ。
個人再生とは
個人再生とは、借金の返済が困難であることを裁判所に認めてもらい、借金を1/5もしくは100万円の大きい方に圧縮して3~5年かけて分割で返済する方法です。
住宅などの財産を維持したまま借金の整理をすることができますが、返済を継続できるかどうか、家計簿などを見て裁判所が厳しくチェックを行いますので、旦那に内緒で行うことは難しいですね。
自己破産とは
自己破産とは、財産がないために支払いができないことを裁判所に認めてもらい、借金の返済義務が完全に免除される方法です。
住宅や車などの財産も手放さなければなりません。けれど家族が保証人になっていない限り、家族に影響が出ることはありませんので、旦那に迷惑がかかる心配はありません。
無職・無収入で返済ができない場合には、自己破産となりますね。
債務整理 | 特徴 |
---|---|
任意整理 | 親や旦那にバレずに行える、整理後に返済がある |
個人再生 | 住宅を維持したまま整理可能、裁判所の免責が必要、整理後に返済がある |
自己破産 | 借金の返済義務が完全に免除、裁判所の免責が必要、住宅や車も手放す |
任意整理や個人再生では、整理後にも返済をしなければならないので、貯蓄や家計費からの返済が必要になりますよ。
無料相談もある!働けずに借金返済や生活が不安なら早めの相談を
債務整理をするには、弁護士や司法書士などの専門家に依頼するとスムーズです。相談せずに行うこともできますが、妊娠中に法律のことを調べながら手続きを行うのはおススメできません。
負担を軽くするには、専門家に相談して適切な債務整理の方法をアドバイスしてもらうのが一番ですね。
債務整理をすることで、手続き中は返済の必要がなくなり、取立ての連絡が来ることもありません。精神的にも安心して過ごすことができますね。
- 専門家に相談すると手続きがスムーズ
- 専門家に相談すると適切なアドバイスがもらえる
- 債務整理の手続き中は返済の必要なし
- 債務整理の手続き中は取立ての連絡なし
債務整理を専門家に依頼することで、自宅に督促や連絡が来ることがないため、親や旦那に内緒にしたい場合にもピッタリですよ。
今後の生活の不安を解決!
借金があるのに妊娠してしまうと、今後の生活に不安がありますよね。実際、妊娠週数上がると疲れやすくなったり、感情が不安定になったりナーバスになることも多くなります。
- 疲れやすい
- 感情が不安定
- ナーバスになりやすい
そんな時に、借金問題で心を乱したくはないですね。なるべく精神状態を安定させるためにも、不要な心配はあらかじめ排除したいものです。
そこで、借金を減らすことができる「任意整理」が安心です。「任意整理では、返済が残ってしまうため無職無収入になる私には無理…」という場合には、親や旦那に相談しましょう。
「独身時代の借金だから旦那に迷惑かけたくない…」という場合では、繰り返しにもなりますが、いったん親や旦那に返済してもらって、働けるようになってから返済していくことを考えましょう。
借金問題はひとりで抱え込まず、まずは相談することが解決につながりますよ。間違っても借金を踏み倒そうとしたり、無視を続けたりしてはいけませんね。